投稿日: Dec 23, 2019
Amazon FSx for Lustre CSI ドライバーがベータステータスに達し、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) でサポートされるようになりました。CSI ドライバーは、設定をシンプルにし、EKS のコンテナと AWS で実行されている自己管理型の Kubernetes クラスターで、FSx for Lustre ハイパフォーマンスファイルシステムを使用します。
Amazon FSx for Lustre は、機械学習、ハイパフォーマンスコンピューティング、ビデオ処理、財務モデリング、電子設計オートメーション、分析などのワークロードのために最適化された完全マネージド型のハイパフォーマンスファイルシステムです。FSx for Lustre では、S3 データリポジトリにリンクされたハイパフォーマンスファイルシステムを迅速かつ簡単にスピンアップでき、ファイルとして S3 オブジェクトに透過的にアクセスできます。FSx for Lustre CSI ドライバーでは、コンテナに FSx for Lustre ファイルシステムを動的にプロビジョニングおよびマウントできるため、コンテナ化されたワークロードは、ネイティブに、ファイルシステムまたは S3 データリポジトリに保存されたデータにアクセスでき、これらのデータを処理できます。CSI ドライバーを使用して、異なるノードから複数のポッドに FSx ファイルシステムをマウントし、共有できます。
ハイパフォーマンスストレージを必要とするコンテナ化されたアプリケーションは、この CSI ドライバーを使用した FSx for Lustre ファイルシステムを使用することで、メリットを得ることができます。そのようなアプリケーションには、Tensorflow や PyTorch などのフレームワークの分散型機械学習ワークロードやメディア処理ワークロードが含まれます。
使用を開始するには、開始方法ドキュメントに従って、Kubernetes の StorageClass と PersistentVolumeClaim を作成してプロビジョニングします。その後、使用しているポッドから PersistentVolumeClaim を参照できるようになります。詳細については、Amazon EKS の製品ページおよび Amazon FSx for Lustre の製品ページを参照してください。