投稿日: Jan 16, 2020

AWS Systems Manager の機能である Patch Manager はパッチのインストール後の再起動を後に延期するオプションが利用できるようになりました。インスタンスで実行されているアプリケーションまたはプロセスが、パッチ適用操作中に中断できない場合に、このオプションを選択できます。 

再起動の延期を選択した場合、Patch Manager は、以降の再起動とスキャンが実行されるまで、インスタンスをコンプライアンス違反としてマークします。これにより、アプリケーションの可用性への影響を最小限に抑えつつ、再起動操作を柔軟にスケジューリングできます。 

Patch Manager は、Systems Manager の機能です。Systems Manager を使用することで、クラウドとオンプレミスのインフラストラクチャの可視化と制御が行えます。このサービスではリソースとアプリケーションの管理が簡略化され、運用上の問題の検出と解決までにかかる時間が短縮されます。また、大規模なインフラストラクチャの安全な運用と管理を簡単に行うことができるようになります。

この機能は、AWS Systems Manager Patch Manager がサポートされているすべての AWS リージョンで使用できます。Patch Manager の詳細については AWS Systems Manager の製品ページおよびドキュメントをご覧ください。