投稿日: Feb 18, 2020

AWS Lambda 関数の同時実行数がバージョンおよびエイリアスごとに表示、モニタリングできるようになりました。 

ConcurrentExecutions メトリクスでは、特定の時点における Lambda 関数の同時実行の合計が測定されます。このメトリクスはこれまでは、アカウント内のすべての関数およびカスタム同時実行制限が指定されている関数の集計メトリクスとして発行されていました。 

その ConcurrentExecutions メトリクスの発行が、すべての機能、バージョン、エイリアスを対象とすることになりました。お使いの Lambda 関数の使用パターンをレビューする際には、このメトリクスを使用できます。たとえば、関数の同時実行制限の使用状況の表示、関数の同時実行数の平均値のトラッキング、関数のピーク時のトラフィック推定などが可能になります。このメトリクスを使用すると、Provisioned Concurrency の適切な設定値を決定できます。 

本機能を開始するには、Lambda コンソールの [Monitoring] タブに移動します。そこに、ConcurrentExecutions の新しいグラフが表示されているはずです。また、Amazon CloudWatch コンソールを使用すると、同時実行メトリクスを可視化したり、アラームを作成したりできます。 

AWS Lambda が利用可能なリージョンであればどこでも ConcurrentExecutions メトリクスを使用できます。詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。AWS Lambda 関数における CloudWatch Metrics の詳細については、AWS Lambda 開発者ガイドを参照してください。