投稿日: Mar 26, 2020
Amazon Redshift Advisor は、頻繁にクエリされるテーブルのソートキーを推奨するようになりました。ALTER TABLE コマンドを使用すると、既存の Redshift テーブルのソートキーを追加および変更できます。テーブルを再作成する必要はなく、同時の読み取りまたは書き込みクエリに影響を与えることもありません。
テーブルに最も適切なソートキーを選択すると、ディスクから読み取るデータが少なくて済むため、クエリ、特に範囲が限定された述語を使用するクエリのパフォーマンスが向上します。Advisor は、各テーブルのクエリ履歴を分析してテーブルのソートキーを決定できるようになりました。これにより、事前にソートキーを定義する必要がなくなります。
Advisor は、パーソナルデータベースアシスタントのように、クラスターのパフォーマンスと使用状況のメトリクスの分析に基づいて、データベースオペレーションとクラスター設定に関するカスタマイズされた推奨事項を提案します。Advisor は、Amazon Redshift コンソールの左側のナビゲーションメニューから開くことができます。推奨事項を確認するには、[Advisor] ページで、確認するクラスターを選択します。Advisor は、ワークロードの全体的なクエリパフォーマンスを向上させる推奨事項のみを表示します。Advisor は定期的に推奨を更新し、推奨が対処されたと判断すると、推奨リストから削除します。詳細については、Amazon Redshift Advisor からの推奨事項の使用を参照してください。
ソートキーの推奨事項は、Amazon Redshift リリースバージョン 1.0.12911 以降で、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド)、およびアジアパシフィック (ソウル、シンガポール、シドニー、東京) でご利用いただけるようになりました。