投稿日: Aug 14, 2020

アフリカ (ケープタウン) および欧州 (ミラノ) AWS リージョンの Amazon Chime アプリまたは Amazon Chime SDK から会議に接続できるようになりました。さらに、Amazon Chime SDK をご利用のお客様は、アジアパシフィック (ムンバイ) およびアジアパシフィック (ソウル) AWS リージョンの会議に接続できます。 

Amazon Chime は、組織の内外で会議、チャット、および業務上の電話を行うことを可能にする通信サービスです。Amazon Chime アプリケーションをダウンロードして使用するか、Amazon Chime SDK を使用して、マルチパーティ VoIP オーディオ、動画、画面共有機能をアプリケーションに付加することができます。 

アフリカ (ケープタウン) と欧州 (ミラノ) AWS リージョンでの会議サポートが追加されたため、Amazon Chime アプリケーションを利用しているお客様は、46 のアベイラビリティーゾーンにわたる 16 リージョンでの会議に接続できるようになりました。 Amazon Chime アカウント管理者は、Amazon Chime がサポートしている各 AWS リージョンをオプトインまたはオプトアウトするか、利用可能なすべてのリージョンを Amazon Chime が使用できるようにすることで、組織の会議を行うリージョンを選択できます。管理者がすでに利用可能なすべてのリージョンの使用を Amazon Chime に許可している場合、Amazon Chime はケープタウンとミラノの使用を自動的に開始します。管理者が会議のために特定のリージョンをすでに選択している場合、ケープタウンとミラノは Amazon Chime コンソールでまだ選択されていないオプションになります。Amazon Chime は、各ミーティングのリージョンを選択して、AWS リージョンへの近接度と AWS ネットワークテレメトリに基づいて、すべての参加者に対して低レイテンシーを実現します。会議リージョンをまだ選択していない管理者は、Amazon Chime コンソールで選択する必要があります。選択しないと、すべての会議が米国 (バージニア北部) AWS リージョンで行われます。 

Amazon Chime SDK を使用しているお客様は、Amazon Chime アプリケーションが会議を作成するすべてのリージョンで会議を作成できるため、アジアパシフィック (ムンバイ) とアジアパシフィック (ソウル) AWS リージョンが加わり、Amazon Chime SDK でサポートされる会議リージョンの数は 52 のアベイラビリティーゾーン全体で 18 となります。最も近いメディアリージョンを使用して会議リージョンを選択するアプリケーションは、4 つの新しいリージョンすべてを自動的に使用し始めます。

Chime コンソールで会議リージョンを選択する方法については、Amazon Chime 管理者ガイドを参照してください。Amazon Chime SDK のミーティングリージョンの詳細については、Amazon Chime SDK デベロッパーガイドを参照してください。