投稿日: Aug 27, 2020

AWS X-Ray は、X-Ray グループサンプリングルールを作成、更新、および削除するアクセス権限を管理するためのタグの使用のサポートを開始しました。

エンジニアは AWS X-Ray を使用して、本番環境や分散アプリケーション (マイクロサービスアーキテクチャを使用して構築されたアプリケーションなど) を分析およびデバッグできます。X-Ray を使用すると、アプリケーションやその基盤となるサービスの実行状況を把握し、パフォーマンスの問題やエラーの根本原因を特定して、トラブルシューティングを行えます。X-Ray グループを使用すると、デベロッパーは X-Ray Service Map を細かく分割して、アプリケーションの焦点を絞ったビューを作成できます。サンプリングルールを使用すると、リアルタイムで追跡できるアプリケーションへのリクエストまたは呼び出しの数を制御できます。

本日のリリースにより、Identity and Access Management ポリシーを使用して、特定のタグを持つグループが作成、更新、または削除されるのを防ぐことができるようになりました。たとえば、「production」(本番) タグが付された X-Ray グループは、変更または削除から保護できます。同様に、特定のタグを持つサンプリングルールは、更新または削除されないように保護できます。

この機能の詳細については、タグに基づく X-Ray グループとサンプリングルールへのアクセス権限の管理をご覧ください。この機能は、AWS X-Ray が利用できるすべてのリージョンで利用可能です。X-Ray の可用性については、AWS リージョン表をご参照ください。