投稿日: Sep 30, 2020
Amazon Timestream は、IoT、エッジ、および運用アプリケーション向けの新しい時系列データベースです。リレーショナルデータベースの最大 1,000 倍の速度と 1/10 のコストで、1 日あたり数兆の時系列イベントを処理するようにスケールできます。Amazon Timestream は、最近のデータをメモリに保持し、ユーザー定義のポリシーに基づいて履歴データをコストが最適化されたストレージ階層に移動することで、お客様の労力と費用を節約します。その専用のクエリ処理エンジンにより、お客様は、単一のクエリにより、データがメモリ内にあるかコスト最適化された層にあるかをクエリで明示的に指定しなくても、階層間で透過的に最近のデータと履歴データにアクセスして組み合わせることができます。
Amazon Timestream の分析機能は、お客様がデータの傾向とパターンをほぼリアルタイムで特定するのに役立つ時系列固有の機能を提供します。Amazon Timestream のサーバーレスアーキテクチャは、完全に疎結合化されたデータ取り込みシステムとクエリ処理システムで構築されており、基盤となるインフラストラクチャを管理しなくても、実質的に無限の規模で、取り込み、ストレージ、およびクエリ処理を独立して自動的に拡大および縮小できます。さらに、Amazon Timestream は、AWS IoT Core (IoT データ収集用)、Amazon Kinesis および Amazon MSK (ストリーミングデータ用)、Amazon QuickSight (サーバーレスビジネスインテリジェンス用)、Amazon SageMaker (機械学習モデルの迅速な構築、トレーニング、およびデプロイ用) などのサービスや、Grafana (監視ダッシュボード用) や Telegraf (メトリクス収集用) などのオープンソースのサードパーティーツールを含め、お客様が現在使用している一般的なデータ収集、視覚化、および機械学習ツールと統合します。Amazon Timestream を使用するために必要な前払い費用やコミットメントはなく、お客様は自分が書き込んだり、保存したり、クエリしたりしたデータについてのみ支払います。
Amazon Timestream は現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、および欧州 (アイルランド) で利用可能であり、今後数か月以内に追加のリージョンでご利用いただけるようになります。Amazon Timestream の使用を開始するには、当社の製品ページにアクセスしてください。