投稿日: Sep 4, 2020

本日より、AWS AppSync GraphQL コンソールで直接 GraphQL クエリをより簡単に作成、プロトタイプ化、およびテストできるようになりました。

AWS AppSync はマネージド GraphQL サービスです。このサービスを使用すると、より少ないネットワーク呼び出しで、1 つ以上のデータソースからのデータに安全にアクセス、操作、および結合するための柔軟な API を作成でき、アプリケーション開発がシンプルになります。AWS AppSync を使用することで、NoSQL データストア、リレーショナルデータベース、HTTP API、さらに AWS Lambda を使用したカスタムデータソースなどのさまざまなデータソース上で、リアルタイムの更新を必要とするようなスケーラブルなアプリケーションを構築できるようになります。

AppSync は、AWS AppSync GraphQL コンソールの人気のあるオープンソースツールである GraphiQL を利用します。GraphiQL は、ブラウザ内のグラフィカルな GraphQL 開発環境であり、クエリの作成、テスト、およびライブ結果の表示のための対話型プレイグラウンドを提供します。本日、OneGraph のチームによってビルドおよびオープンソース化された人気のある GraphiQL Explorer プラグインを AWS AppSync GraphQL コンソールに統合しました。Explorer は、利用可能なフィールドと入力のグラフィカルな表現を追加します。これを使用して、利用可能なフィールドと入力をクリックすることにより、手動でクエリを入力する繰り返しのプロセスなく、完全なクエリを作成できます。

また、AWS AppSync GraphQL コンソールでクエリのプロトタイプを作成するときに、Amazon Cognito ユーザープール認証をより簡単にテストできるようにしています。AWS AppSync GraphQL API で認証モードとして Cognito ユーザープールを追加すると、コンソールの [Queries] (クエリ) セクションの GraphiQL IDE ログインダイアログに、ユーザープールで使用可能なすべてのクライアント ID が自動的に表示されるようになりました。AWS AppSync GraphQL API で API 認証をテストするために、Amazon Cognito コンソールから Cognito クライアント ID を手動でコピーして貼り付ける必要がなくなりました。

AWS AppSync GraphQL コンソールの GraphQL API の [Queries] (クエリ) セクションでこれらの新機能を試すことができます。