投稿日: Sep 23, 2020
アマゾン ウェブ サービス (AWS) は、AWS Ground Station をアフリカ (ケープタウン) リージョンに拡張することを発表します。これは現在、AWS グローバルインフラストラクチャネットワーク内で 7 番目のリージョンであり、南半球では AWS Ground Station を提供する 2 番目のリージョンです。
AWS Ground Station は完全マネージド型サービスで、人工衛星通信の制御、人工衛星データの処理、および人工衛星運用のスケーリングを可能にします。アフリカ (ケープタウン) リージョンまでグローバルなリーチを広げたことで、衛星の所有者と運用者は衛星に接続し、宇宙のワークロードをより頻繁に処理できるようになります。低緯度の AWS Ground Station リージョンは、地球低軌道衛星の連絡時間を短縮し、この範囲でダウンリンクが必要な運用を行うお客様により高い利便性を提供します。政府、企業、大学は、このよりタイムリーな衛星データを活用して、より正確でデータ主導の意思決定を行うことができ、メリットを享受できます。
お客様は、Amazon の低レイテンシーかつ広い帯域幅のグローバルネットワークを使用することで、リアルタイムで他の AWS のサービスのスペースワークロードを簡単に統合できます。お客様は、リアルタイムで処理するために、Amazon EC2 に衛星データをストリーミングし、コストを抑えるために Amazon S3 にデータを保存し、または Amazon SageMaker で衛星画像に AI/ML アルゴリズムを適用できます。AWS Ground Station により、ご使用になられた実際のアンテナ時間に対してのみお支払いいただきます。