投稿日: Oct 30, 2020
リアルタイムの音声、動画、および画面共有アプリケーションを構築するアプリケーションデベロッパーは、Amazon Chime SDK for JavaScript から利用可能な会議イベントからクライアントメトリクスを収集できるようになりました。デベロッパーは、エンドユーザーがクライアントログを送信しなくても、アプリケーションのトラブルシューティングを支援できます。また、Amazon CloudWatch にメトリクスをストリーミングすることで、デベロッパーは会議の正常性の傾向を分析したり、問題のある会議やデバイスについて詳しく調べたりすることができます。
会議イベントを使用すると、Amazon Chime SDK の音声動画セッションに関連する 7 つのイベントタイプと 22 の属性 (デバイスと環境の情報、SDK のバージョン、ネットワークの状態など) を AWS アカウントに簡単に自動的に保存できます。これらの分析に基づいて、カスタム Amazon CloudWatch ダッシュボードを作成して、ウェブアプリケーションのパフォーマンスを監視したり、アラームを設定したり、統合の問題を特定してデバッグしたりできます。GitHub で入手可能な Amazon Chime SDK for JavaScript Serverless デモアプリには、会議イベントに基づく CloudWatch ダッシュボードのサンプルが含まれています。
会議イベントは、Amazon Chime SDK for JavaScript で追加料金なしで利用できます。Amazon Chime SDK および Amazon CloudWatch の関連する使用に対してのみ料金を支払います。
Amazon Chime SDK はリアルタイムの通信コンポーネントのセットで、これを使用して、デベロッパーは、音声、動画、および画面共有機能を独自のウェブまたはモバイルアプリケーションにすばやく追加できます。デベロッパーは AWS のオンライン会議サービスの Amazon Chime と同じ通信インフラストラクチャとサービスを活用できるだけでなく、アプリケーションでの魅力あるエクスペリエンスを提供できます。Amazon Chime の詳細については、次のリソースをご参照ください。