投稿日: Oct 6, 2020

CloudWatch Synthetics をご利用になっているお客様は、事前に構築済みのモニタリングダッシュボードを使用して、Canary のスナップショットを作成できるようになりました。この新しいモニタリングダッシュボードから、レイテンシー、可用性、エラー発生数など、時間経過に伴う Canary データのトレンドが確認できます。また、このダッシュボードを使用すれば、過去の Canary の実行に関する履歴データに基づいた、レイテンシーの予測も可能です。お客様は、この予測により異常を素早く見つけることができ、より迅速な対応が可能となるので、ユーザーエクスペリエンスの向上につながります。 

CloudWatch Synthetics では、エンドポイントにおける 24 時間 365 日 1 分ごとの監視がサポートされています。エンドポイントに予期しない動作が発見された場合には警告を発します。Synthetics の Canary は設定可能なスクリプトです。このスクリプトは、スケジュールに従って実行され、エンドポイントと API を監視します。Canary は、ユーザーと同じルートを辿り、同じアクションを実行します。これにより、ユーザーエクスペリエンスが継続的に検証されます。 

この新機能は、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部(北カリフォルニア)、米国西部(オレゴン)、アフリカ(ケープタウン)、アジアパシフィック(香港)、アジアパシフィック(ムンバイ)、アジアパシフィック(ソウル)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(東京)、カナダ(中部)、欧州(フランクフルト)、欧州(アイルランド)、欧州(ロンドン)、欧州(ミラノ)、欧州(パリ)、欧州(ストックホルム)、中東(バーレーン)、南米(サンパウロ)、AWS GovCloud(米国東部)、AWS GovCloud(米国西部)の、各 AWS リージョンでご利用いただけます。 

本機能の詳細については、CloudWatch Synthetics のドキュメントをご覧ください。料金については、Amazon CloudWatch の料金を参照してください。