投稿日: Oct 21, 2020
AWS Global Accelerator は、トラフィックをアプリケーションエンドポイントにルーティングするために使用される宛先ポートをオーバーライドする機能を発表しました。これにより、ユーザーがトラフィックを送信する外部宛先ポートのリストを、アプリケーションエンドポイントがトラフィックを受信する内部宛先ポートのリストにマップできます。デフォルトでは、アクセラレータは、リスナーの作成時に指定したプロトコルとポート範囲を使用して、ユーザートラフィックを AWS リージョンのエンドポイントにルーティングします。たとえば、ポート 80 と 443 で TCP トラフィックを受け入れるリスナーを定義すると、アクセラレータはエンドポイントのこれらのポートにトラフィックをルーティングします。
本日より、リスナーに関連付けられたエンドポイントグループを作成または更新するときに、アプリケーションエンドポイントがトラフィックを受信するさまざまな宛先ポートを定義できるようになりました。たとえば、ユーザーが外部ポート 80 と 443 にトラフィックを送信し、エンドポイントがポート 1080 と 1443 でトラフィックを受信するようにしたい場合があります。
AWS マネジメントコンソールや AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用し、プログラムで API オペレーションを実行することにより、アクセラレーターのエンドポイントグループごとにポートオーバーライドを設定できます。詳細については、AWS Global Accelerator のドキュメントをご覧ください。