投稿日: Nov 19, 2020

Amazon QuickSight は、ダッシュボードフィルタリングエクスペリエンスの強化を開始しました。閲覧者がダッシュボードをフィルターでスライスおよびダイスすると、QuickSight は閲覧者がダッシュボードに戻るまでフィルターの選択を保持するようになりました。閲覧者は中断したところから再開でき、フィルターを再選択する必要はありません。ダッシュボードのパーシステンスは、QuickSight Web とモバイルアプリの両方に適用できます。パーシステンスは、組み込みダッシュボードのオプション設定で、QuickSight 管理者は getDashboardEmbedURL API を使用してダッシュボードを永続化することを選択できます。ウェブおよびモバイルダッシュボード上のパーシステンスはデフォルトでご利用いただけます。埋め込みダッシュボードでパーシステンスを設定する方法については、こちらをご覧ください。

さらに、今回のリリースにより、QuickSight はさまざまなデータセットにわたるフィルタリングをサポートするようになりました。シート上のアドホックフィルターまたはフィルターコントロールは、ビジュアルが異なるデータセットから作成されている場合でも、すべてのビジュアルをフィルター処理するようになりました。QuickSight は、名前とタイプによってデータセット全体のフィールドを自動マッピングし、このマッピングを適用して、複数のデータセットからのすべてのマッピングされたフィールドをフィルタリングします。  クロスデータセットフィルターについては、こちらをご覧ください。

これらの 2 つの機能は、米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、米国西部 (GovCloud) のすべての QuickSight リージョンにおいて、Enterprise Edition と Standard Edition でご利用いただけます。