投稿日: Dec 24, 2020

本日、AWS Service Catalog は TagOption 共有をリリースします。これにより、管理者はポートフォリオを AWS アカウントに共有するときに TagOption を配布できるようになります。TagOption とは、管理者がタグ付けの分類法を定義および適用するために使用するキーと値のペアです。管理者は中央のアカウントで TagOption を定義すれば、それを製品やポートフォリオに関連付けることができます。

TagOption 共有により、管理者はポートフォリオや製品に関連付けられた TagOption を他のアカウントと簡単に共有できるようになります。中央のアカウントで TagOption が追加または削除されると、その変更は自動的に受信者アカウントへ反映されます。エンドユーザーが、TagOption が関連付けられている製品をプロビジョニングする場合、TagOption 値のリストから選択すると、プロビジョニングされた製品のタグになります。受信者のアカウントでは、管理者はインポートしたポートフォリオに追加のローカル TagOption を関連付けて、そのアカウントに固有のタグ付けルールを適用することができます。

Service Catalog による TagOption 共有は、アカウント間共有と組織共有の両方でサポートされています。AWS API、CLI、および Service Catalog コンソールを介して、すべての AWS の商用リージョンと GovCloud リージョンで利用できます。詳細については、Service Catalog の Tag Option 共有のドキュメントをお読みください。