投稿日: May 27, 2021

本日は Amazon ECS の新機能 Amazon Elastic Container Service (ECS) Anywhere の一般公開を発表いたします。Amazon ECS Anywhere はフルマネージドのコンテナオーケストレーションサービスを提供します。お客様はこの機能により API、クラスター管理、ワークロードスケジュール、モニタリング、現在 Amazon ECS で使用しているデプロイパイプラインを使用して、オンプレミスでコンテナ化アプリケーションを実行および管理できるようになります。お客様は Amazon ECS コントロールプレーンに自社のサーバー、またはインスタンスを接続することにより、独自のインフラで Amazon ECS Anywhere を使用できます。今後は、遅延や法令上の理由からデータをオンプレミス環境に保持する必要のある企業のお客様に、自社のハイブリッド環境で単一、かつ一貫性のあるクラウド管理コンテナをご利用いただけます。

お客様は Amazon ECS Anywhere を使用することで、お客様が管理するインスタンス上で、オンプレミスに手動でコンテナオーケストレーションソフトウェアをインストール、運用、管理する必要なく、コンテナ化されたアプリケーションをデプロイおよび管理できます。今回のサービス開始により、Amazon ECS では、実行している環境に関係なく、すべてのコンテナベースのアプリケーション向けに 1 つのビューペインで一貫したツールと API を利用できるようになります。さらに、お客様はオンプレミスの環境でデータ処理ワークロードまたはアプリケーションが実行可能なほか、いつでもクラウドに簡単に移行できます。

新しい Amazon ECS Anywhere の機能は 23 か所の AWS リージョンでご利用可能で、近日中に他のリージョンでもご利用いただけるようになります。詳細については、ブログまたは製品ページをご覧ください。