投稿日: Jul 28, 2021

本日、Amazon Data Lifecycle Manager (Amazon DLM) の Amazon CloudWatch メトリクスが利用可能になったことを発表します。これを使用して、ライフサイクルポリシーの運用に関する洞察を得ることができます。このようなメトリクスを使用して、ライフサイクルポリシーが実行されるたびに作成、コピー、共有、削除される Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) スナップショットと EBS-backed Amazon マシンイメージ (AMI) の正確な数を確認できます。ポリシーによってリソースが作成、コピー、または削除されていないときにトリガーされるアラームを作成して、潜在的なポリシーの問題を診断および修正するためのアクションを直ちに実行することもできます。

Amazon DLM の CloudWatch メトリクスは、スナップショットや AMI の作成、削除、コピーなどのポリシーアクションに対応する成功およびエラーメトリクスを送信します。このようなメトリクスのグラフを Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) コンソールで表示したり、CloudWatch コンソールで独自のダッシュボードを作成したりできます。例えば、作成または削除に失敗したスナップショットの数がゼロより大きい場合にトリガーするようにアラームを設定できます。アラームがトリガーされたら、分析をさらに実行して、ポリシーまたはポリシーの対象となるリソースに問題があるかどうかを判断できます。Amazon DLM で利用可能な CloudWatch メトリクスの完全なリスト、および CloudWatch メトリクスを使用してライフサイクルポリシーをモニタリングおよび管理するためのガイダンスについては、テクニカルドキュメントをご覧ください。

Amazon Data Lifecycle Manager は 2018 年にリリースされ、ポリシーを介して Amazon EBS ボリュームスナップショットと EBS-backed AMI の作成と保持を自動化できるようになりました。それ以来、Amazon DLM を使いやすくし、追加のバックアップ間隔のサポートやスナップショットと AMI のリージョン間コピーなどの機能を備えた災害対策のユースケースをサポートしてきました。

すべてのパブリック AWS リージョンおよび AWS GovCloud (米国) のお客様は、Amazon Data Lifecycle Manager の CloudWatch メトリクスを追加費用なしでご利用いただけるようになりました。AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または AWS SDK からこれらのメトリクスの使用を開始できます。詳細については、Amazon Data Lifecycle Manager のドキュメントをご覧ください。