投稿日: Jul 27, 2021

AWS Batch は、エンタープライズ、科学者、デベロッパーなど、どなたでも AWS でバッチジョブを簡単かつ効率的に実行できるクラウドネイティブなバッチスケジューラです。ジョブが数個であっても数十万個であっても、AWS Batch は、送信するジョブの量と具体的なリソース要件に基づいて、コンピューティングリソースの最適な量とタイプを動的にプロビジョニングします。AWS Batch では、ジョブを実行するために使用するバッチコンピューティングソフトウェアやサーバークラスターをインストールして管理する必要がないため、結果を分析し、問題を解決することに注力できるようになります。また、AWS FargateAmazon EC2スポットインスタンスなど、AWS コンピューティングサービスや機能全体にわたって、AWS Batch ではバッチコンピューティングワークロードを計画し、スケジューリングし、実行します。

本日、AWS Batch の ListJobs API に新しいフィルター機能が導入されました。これまでの ListJobs API では、特定のジョブキュー内にあるジョブをステータスで検索できました。新しいフィルター拡張機能により、お客様は指定されたジョブキュー内のジョブをジョブ名、ジョブ定義、日付 (BEFORE_CREATED_ATまたはAFTER_CREATED_AT) で検索できるようになりました。クエリ結果を整理できるように、結果はジョブ名とバージョンでグループ化されます。ListJobs API の新しいフィルター拡張機能により、特定のジョブ定義内のジョブ、または特定の命名規則に従ったジョブのステータスをより簡単にモニタリングできます。

フィルター拡張機能のもう 1 つの利点は、AWS Batch コンソールでより速くジョブを取得できることです。要件に基づいて結果をフィルター処理するだけですみます。コマンドラインインターフェイス (CLI) ユーザーは、フィルターを使用することで、ID が不明なジョブを簡単に見つけることができます。

本日の発表により、公開されている 25 リージョンすべてで AWS Batch ListJobs フィルター拡張機能をご利用いただけるようになりました。