投稿日: Aug 31, 2021

Amazon Managed Grafana を一般の方も利用できるようになりました。Amazon Managed Grafana は、完全マネージド型のセキュアなデータ可視化サービスです。この機能によりユーザーは、複数のデータソースを使用しながら、運用メトリクス、ログ、およびアプリケーションの追跡結果に対し、クエリや、相互の関連付け、および可視化を瞬時に行えます。Amazon Managed Grafana は Grafana Labs とのパートナーシップにより開発されており、Grafana サーバーのためのプロビジョニング、セットアップ、スケーリング、および保守作業を自動的に実行します。つまり、お客様がご自身でこの作業を行う必要はなくなります。

この発表の一環として、AWS は、Security Assertion Markup Language (SAML) 2.0 をネイティブサポートし、Amazon Managed Grafana のワークスペースでのシングルサインオンを可能にするなど追加機能を導入しています。SAML を使用すると、ID プロバイダーと直接統合し、ユーザーが既存のユーザー名とパスワードでAmazon Managed Grafana のワークスペースに直接ログインできるようになります。お客様のワークスペースに SAML を設定することを簡単にするために、Amazon Managed Grafana は、CyberArk、Okta、OneLogin、Ping Identity、Azure Active Directory が構築した専用の SAML アプリケーションとも統合しており、IdP のアプリケーションギャラリーから直接探して設定することもできます。 

Amazon Managed Grafana は、Grafana API キーや Terraform Grafana プロバイダーもサポートしており、 ダッシュボードやデータソースなどの Grafana リソースのs作成を自動化することができます。ダッシュボードが削除された場合やデータソースのパーミッションが変更された場合など、拡張された CloudTrail ログを用いて、Amazon Managed Grafana のワークスペースに加えられた変更を追跡し、監査することができます。Amazon Managed Grafana は、オープンソースの Grafana バージョン 8.0 をサポートしており、一度構築したものを複数のダッシュボードで再利用できるライブラリパネルや、メトリクスを素早く見つけて照会できる Prometheus メトリクスブラウザ 、新しいステートタイムラインやステータス履歴の可視化などの新機能を備えています。さらに、Amazon Managed Grafana は、JSON や Redis データソースプラグインに加え、Salesforce,、SAP HANA、 Atlassian Jira などを含む新しい Grafana Enterprise データソースプラグインをサポートしています。企業のデータソースにアクセスするには、Amazon Managed Grafana コンソールからGrafana Enterprise にアップグレードすることで、AppDynamics、DataDog、Dynatrace、MongoDB、New Relic、Snowflake、VMware Tanzu Observability by Wavefrontなど、新しいプラグインや以前からサポートされているプラグインにアクセスできるようになります。

Amazon Managed Frafana は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン) 、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)で一般的にご利用いただけます。開始するには、 Amazon Managed Grafana のユーザーガイドAWS News Blog をご覧ください.詳細については、Amazon Managed Grafanna の 製品ページ や 料金ページをご覧ください