投稿日: Sep 24, 2021

AWS GovCloud (米国) と AWS 中国 (北京と寧夏) リージョンを除くすべてのパブリック AWS リージョンで Amazon ElastiCache for Redis のオートスケーリング機能の一般提供が開始されました。

Amazon ElastiCache for Redis のオートスケーリングは容量を自動的に調整し、安定した予測可能なパフォーマンスを低コストで維持します。ElastiCache for Redis は、AWS Application Auto Scaling を使ってスケーリングを管理し、Amazon CloudWatch のメトリクスを使ってスケールアップやスケールダウンの時間を決定します。

ElastiCache for Redis はターゲット追跡とスケジュールされた オートスケーリングポリシーをサポートします。ターゲット追跡では、ターゲットメトリクスを定義し、リソース使用率の変化に応じてElastiCache for Redis がリソース容量を調整します。その目的は、指定された目標値で稼働率を維持するのに十分な容量を提供することです。例えば、メモリの使用率が上昇した場合、ElastiCache for Redis は、クラスターにノードを追加してメモリ容量を増やし、使用率を目標レベルにまで下げます。これにより、クラスターは自動的に容量を調整し、高いパフォーマンスを維持することができます。反対に、メモリ使用量が目標値を下回った場合、ElastiCache for Redis はクラスターからノードを削除し、オーバープロビジョニングを減らすことによりコストを削減します。スケジュールされたスケーリングでは、ElastiCache がクラスターをスケールする特定の曜日と時間を設定することで、予測可能なワークロードの容量変化に対応できます。

ElastiCashe のオートスケーリングの詳細については、機能ページまたは ElastiCache のドキュメントを参照してください。