投稿日: Oct 5, 2021

AWS 量子コンピューティングサービスである Amazon Braket で D-Wave の Advantage 4.1 量子アニーリングシステムにアクセスできるようになりました。D-Wave によると、新しい Advantage 量子処理ユニット (QPU) は 5,000 を超えるアクティブな量子ビットを備え、15 通りの接続方法があるため、研究者やデベロッパーはより大規模かつ複雑な最適化の問題を研究できます。

今回の提供開始により、Amazon Braket は、新しい Advantage 4.1 QPU、既存の Advantage 1.1 QPU、および 2000Q QPU の 3 種類の D-Wave QPU へのアクセスをお客様に提供するようになりました。D-Wave の仕様に基づくと、Advantage システムのキュービット数は D-Wave 2000Q の 2.5 倍であり、2000Q の 2 倍以上の接続性を備えています。さらに、Advantage 1.1 と比べると、最新の Advantage 4.1 QPU は量子ビットあたりの量子ビットやカプラの生産も高く、よりコンパクトに大型プログラムを走らせることが可能となります。これらの QPU のその他の詳細については、 Amazon Bracket コンソールデバイスに関するページをご覧ください。上記 3 つの D-Wave QPU のうちどれでもご利用いただけます。Amazon Braket SDK または D-Wave Ocean SDK 向け Amazon Braket プラグインを用いた互換性も兼ね備えています。

AWS の米国西部 (オレゴン) リージョンで D-Wave システムにアクセス可能です。Advantage 4.1 QPU の料金情報は こちらです。詳細とスタート方法については、Amazon Braket の D-Wave に関するページコンソール、およびドキュメントをご覧ください。