投稿日: Oct 11, 2021

AWS Instance Scheduler は、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2 オンデマンドインスタンス) および Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) インスタンスのスタートと停止のスケジュールを設定することにより、AWS リソースコストを管理するのに役立つソリューションです。

また、定義済みのスケジュールに基づいてリソースをスタートおよび停止させることで、運用コストの削減にも役立ちます。例えば、企業は、AWS Instance Scheduler を使用して、定義済みのスケジュールに基づいてインスタンスを自動的にスタートおよび停止することができます。EC2/RDS/Aurora Clusters が必要とされる時間帯 (例: 月曜日から金曜日の午前 9 時から午後 5 時) がわかっていれば、スケジュールを定義して、リソースにスケジュール名をタグ付けすることができます。インスタンススケジューラはそのスケジュールを使用することで、SSM オートメーションランブックを使用してインスタンスをスタートおよび停止することができます。これにより、必要なときのみインスタンスを利用できるようになるため、リソースのコスト削減につながります。また、このソリューションでは、CloudFormation テンプレートを使用して、複数のリージョンやアカウント全体のリソースを管理しやすくなります。プライマリアカウントの 1 つのスタックが、AWS Systems Manager Automation を使って、複数のリージョンと複数のアカウント全体のインスタンスをスケジュールすることができます。

更新されたソリューションには、カスタムの AWS Systems Manager ドキュメントが含まれており、これを AWS Systems Manager コンソールで使用することで、ステートマネージャーの関連付けを使用して EC2/RDS インスタンスをスタートおよび停止することができます。

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