投稿日: Nov 18, 2021

Amazon Rekognition Custom Labels は、自動機械学習 (AutoML) サービスです。機械学習に関する深い専門知識がなくても、ビジネスニーズに特化したものやシーンを検出するカスタムコンピュータビジョンモデルを構築することができます。本日より、Amazon Rekognition Custom Labels コンソールを更新し、カスタムモデルの管理、トレーニング、評価の方法をステップバイステップで紹介しています。今回刷新されたガイド付きエクスペリエンスでは、数回クリックするだけの簡単な 4 ステップで、独自のコンピュータビジョンモデルをより簡単にトレーニングすることができます。

お客様は、カスタムモデルをプロジェクトで管理することができます。このプロジェクトには、モデルの構築とトレーニングに必要なリソースがセットとなっています。データセットは、モデルのトレーニングに使用されるラベル付けされた画像のコレクションです。これまで、データセットはプロジェクトに直接関連付けられていませんでした。このアップデートにより、データセットが作成したプロジェクトに関連付けられるようになり、お客様のカスタムトレーニングモデルの管理がより簡単になりました。

過去にモデルをトレーニングしたことのあるお客様へ影響はありません。Amazon Rekognition は、最新のモデルのトレーニングに使用されたデータセットと、そのモデルが属するプロジェクトを自動的に関連付けます。一度も使われていないデータセットや、古いバージョンのモデルのトレーニングに使用されたデータセットも、新しいプロジェクトに関連付けることで使用することができます。

さらに、7 つの新しい API を導入し、コンピュータビジョンモデルをプログラムで構築してトレーニングすることがさらに容易になりました。これらの新しい API を使用すると、(a) データセットの作成、コピー、削除、(b) データセットの内容の一覧表示と詳細情報の取得、(c) データセットの修正とテストデータセットを作成するための自動分割が可能となります。これらの新しい API の詳細については、ドキュメントガイドのこちらのセクションをご覧ください。

この更新されたエクスペリエンスは、すべての Amazon Rekognition Custom Labels が利用可能なリージョンでご利用いただけるようになりました。Amazon Rekognition Custom Labels と利用可能なリージョンの詳細については、ドキュメントリージョン表をご覧ください。今すぐ Amazon Rekognition Custom Labels コンソールを始めましょう。