投稿日: Dec 8, 2021

Amazon DevOps GuruAmazon DevOps Guru for RDS の一部として、新しい機械学習 (ML) を活用した機能である Amazon Aurora データベースの強化された分析をサポートするようになりました。

DevOps Guru for RDS は、DevOps Guru の既存の機能を拡張して、リソースの過剰使用や SQL クエリの誤動作など、データベース関連のさまざまなパフォーマンスに関する問題を検出および診断し、修復に関するレコメンデーションを提供します。問題が発生すると、DevOps Guru for RDS はすぐにデベロッパーと DevOps エンジニアに通知し、診断情報、問題の範囲の詳細、およびお客様が問題を迅速に解決するのに役立つインテリジェントなレコメンデーションを提供します。

Amazon DevOps Guru for RDS は、DevOps Guru が RDS リソースに対して請求する既存の料金の一部として提供されます。追加料金は発生しません。DevOps Guru for RDS は、Amazon Aurora MySQL および PostgreSQL 互換エディション向けに、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、およびアジアパシフィック (東京) といった AWS リージョンでご利用いただけます。

使用を開始するには、Amazon RDS コンソールに移動し、Amazon RDS Performance Insights をオンにします。Performance Insights が有効になったら、Amazon DevOps Guru コンソールに移動して、Amazon Aurora リソース、その他のサポートされているリソース、またはアカウント全体のために DevOps Guru を有効にします。

また、DevOps Guru がリソースを分析する方法をより制御できるように、AWS タグのサポートも開始します。DevOps Guru はキーの一部として特定の「devops-guru」プレフィックスで作成された AWS タグ (キー/値のペア) をサポートします。同じタグが適用されたリソースは、DevOps Guru が分析するアプリケーションの一部としてグループ化されます。その後、DevOps Guru は、このアプリケーションのこれらのリソースからメトリクス、ログ、イベントなどのデータを自動的に収集して分析し、通常の動作パターンから逸脱した動作を特定します。例えば、特定のタグをすべての Amazon Aurora DB インスタンスに適用した場合、それらはグループ化され、リソースの過剰使用や SQL クエリの誤動作などの問題を DevOps Guru が発見したときに通知されます。DevOps Guru での AWS タグの使用についての詳細は、DevOps Guru のドキュメントの「Working with resource tags」トピックを参照してください。

Amazon DevOps Guru は、アプリケーションのオペレーションパフォーマンスと可用性の改善を容易にする、機械学習を利用したサービスです。詳細については、DevOps Guru の製品およびドキュメントのページにアクセスするか、Amazon DevOps Guru フォーラムに質問を投稿してください。

DevOps Guru for RDS と強化された分析、または Aurora データベースの詳細については、Amazon DevOps Guru のユーザーガイドの 「Working with anomalies in DevOps Guru for RDS」を参照してください。