投稿日: Jan 5, 2022

Amazon OpenSearch Service では、過去のデータの傾向、パターン、および季節性を特定するために、履歴データの機械学習ベースの異常検出をご利用いただけるようになりました。履歴データの異常検出により、お客様は、過去のデータから貴重なインサイトを導き出し、アプリケーションの全体的な効率を向上させるための適切なアクションを実行できます。

履歴データの異常検出では、実績のある軽量でドメインに依存しない Random Cut Forests (RCF) アルゴリズムを使用してデータの外れ値を検出します。幅広いアプリケーションで異常を検出するのに最適な選択肢の 1 つです。また、異常検出機能は、OpenSearch Dashboards に新しい統合フローを導入します。このフローでは、異常ディテクターを 1 回設定するだけで、リアルタイム分析と履歴分析の両方に使用できます。Amazon OpenSearch Service の異常検出は、機械学習のエキスパートだけでなく、すべてのユーザーにとってシンプルで直感的なものとなるように設計されています。これにより、結果を使用して、今後に備えてアプリケーションを最適化することが可能となります。

履歴データの異常検出機能は、Apache 2.0 ライセンスの Elasticsearch 7.10.2 および Kibana 7.10.2 から派生したオープンソースの検索および分析スイートである OpenSearch を利用しています。OpenSearch とその異常検出機能の詳細については、プロジェクトのウェブサイトにアクセスし、ドキュメントを参照してください。

履歴データの異常検出は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、AWS GovCloud (US-Gov-East)、AWS GovCloud (US-Gov-West)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (大阪)、アフリカ (ケープタウン)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、南米 (サンパウロ)、中東 (バーレーン)、Sinnet が運営するアマゾン ウェブ サービス中国 (北京) リージョン、NWCD が運営するアマゾン ウェブ サービス中国 (寧夏) リージョンといった世界中の 25 のリージョンのすべての Amazon OpenSearch Service ドメインで利用できるようになりました。 Amazon OpenSearch Service の利用可否の詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。