投稿日: Jan 18, 2022

本日より、シャーロット、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリスにある Verizon の 5G Ultra Wideband ネットワークで、4 つの新しい AWS Wavelength Zone がご利用可能になりました。Wavelength Zone は、以前発表したアトランタ、ボストン、シカゴ、ダラス、デンバー、ヒューストン、ラスベガス、マイアミ、ニューヨーク市、フェニックス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン DC を含む 17 の主要都市でご利用いただけるようになりました。

AWS Wavelength と Verizon 5G Edge は、世界をリードするクラウドの能力を、Verizon 5G Ultra Wideband ネットワークのエッジにあるモバイルデバイスやコネクテッドデバイスにもたらします。Wavelength は、AWS コンピューティングサービスとストレージサービスを通信サービスプロバイダーの 5G ネットワークのエッジに組み込み、AWS リージョンで実行しているクラウドサービスへのシームレスなアクセスを提供します。これにより、AWS Wavelength は、5G デバイスから AWS でホストされているアプリケーションに接続するために必要なレイテンシーとネットワークホップを最小限に抑えます。Wavelength で実現する多くの超低レイテンシーのユースケースには、スマート製造向けの 5G アプリケーション、産業オートメーション、自動運転、およびゲームストリーミング、バーチャルリアリティ、ライブイベントの会場内体験などインタラクティブな没入型の体験を提供するアプリケーションがあります。

Verizon Ventures 会社の Fermata Energy は、同社の双方向 V2X (Vehicle-to-Everything) ソフトウェアを AWS Wavelength に移行し、エネルギーグリッドの変化にほぼリアルタイムで対応し、エネルギー消費が多いときに EV をバッテリーリソースとして急送するプラットフォームを実現しています。軍事グレードの米国製自律型ドローンによるモニタリングと検査ソリューションをリードするプロバイダーである Easy Aerial は、ドローンの AI ベースの物体検出に使用するオンボードコンピューティングを AWS Wavelength に移行し、飛行時間の延長と AI 機能の向上を実現しました。また、Verizon と AWS は Couchbase や Confluent などの Software as a Service (SaaS) プロバイダーと協力して、デベロッパーが AWS Wavelength を搭載した Verizon 5G Edge で動作するアプリケーションを作成しやすくします。