投稿日: Feb 8, 2022

Amazon DocumentDB (MongoDB 互換) は、ミッションクリティカルな MongoDB ワークロードを運用するための、スケーラブルで高い耐久性を備えたフルマネージド型データベースサービスです。

Amazon DocumentDB (MongoDB 互換) が、アジアパシフィック (ソウル)、南米 (サンパウロ)、および欧州 (パリ) の各リージョンで、T4g.medium および R6g インスタンスタイプ (Graviton2 インスタンス) をサポートするようになりました。Graviton2 インスタンスは、データベースのサイズに応じて、Amazon DocumentDB ワークロードのパフォーマンスを最大 30% 向上させます。

AWS Graviton2 は、64 ビット Arm Neoverse コアを搭載したアマゾン ウェブ サービスがカスタムビルドしたプロセッサです。第 1 世代の AWS Graviton プロセッサに対して、いくつかのパフォーマンス最適化が行われています。これには、7 倍のパフォーマンス、4 倍のコンピューティングコア、コアあたり 2 倍の大きさになったプライベートキャッシュ、5 倍高速なメモリ、さらにコアあたりで 2 倍高速になった浮動小数点パフォーマンスなどが含まれます。さらに、AWS Graviton2 プロセッサは、常時オンの完全暗号化 DDR4 メモリを備えており、コアあたりの暗号化パフォーマンスを 50% 高速化します。これらのパフォーマンスの向上により、Graviton2 R6g データベースインスタンスはデータベースワークロードに最適な選択肢となっています。Amazon DocumentDB の Graviton2 インスタンスは、medium から 16xlarge のサイズの中からお選びいただけます。

Graviton2 R6g インスタンスと T4g.medium インスタンスは、Amazon DocumentDB マネジメントコンソールまたは AWS CLI を使用して起動できます。既存の Amazon DocumentDB インスタンスを Graviton2 へアップグレードする際に必要なのは、簡単なインスタンスタイプの変更です。手順は他のインスタンスでの変更の場合と同じです。アプリケーションは通常通り動作しますので、アプリケーションコードを移植する必要はありません。データベースバージョンのサポートの詳細については、当社のドキュメントを参照してください。 開始方法の詳細については、開始方法のガイドを参照してください。 詳細な料金と利用可能なリージョンについては、「Amazon DocumentDB の料金」を参照してください。