投稿日: Mar 17, 2022

本日、AWS Chatbot のお客様が AWS リソースを管理し、Slack チャネルから AWS ワークロードの問題を修正できる機能が一般的にご利用いただけるようになったこと (GA) を発表します。AWS Chatbot のお客様は、Slack チャネルから AWS CLI コマンドと AWS System Manager Automation Runbook を実行することでこれを行うことができます。以前は、AWS のお客様は AWS Chatbot を使用して AWS リソースをモニタリングし、診断情報を取得することしかできませんでした。

この機能により、お客様は、コンテキストを Slack と他の AWS 管理ツールの間で切り替えることなく、Slack チャネルから AWS ワークロードをモニタリング、運用、トラブルシューティングできるようになりました。お客様は、安全に AWS CLI コマンドを実行して、EC2 インスタンスをスケーリングし、Systems Manager ランブックを実行し、Lambda の同時実行制限を変更するなどの一般的な DevOps タスクを実行できます。さらに、サービス管理者は、ポリシーガードレールと、アカウントレベルおよびユーザーロールのアクセス許可を使用して、セキュリティとコンプライアンスのニーズを満たすことができます。

2021 年 11 月に、AWS Chatbot のこの機能の更新についてプレビューを発表しました。プレビュー機能セットに加えて、お客様がチャット設定で複数のガードレールポリシーを指定できるようにする改善を行い、チャネルのアクセス許可をより細かく制御できるようにしていきます。

AWS Chatbot は、すべての商用 AWS リージョンでご利用になれます。AWS Chatbot の可用性の詳細については、リージョン別の製品とサービスに関する表を参照してください。製品ページブログにアクセスして、AWS Chatbot で AWS CLI コマンドを使用する AWS リソース管理の詳細をご覧ください。