投稿日: Apr 21, 2022

本日、Amazon Athena の 10 の新しいデータソースコネクタの一般提供を発表します。Athena を使用すると、データを前処理またはコピーするための ETL スクリプトを必要とせずに、リレーショナル、非リレーショナル、オブジェクト、およびカスタムのデータソースに保存されているデータをクエリできます。このリリースでは、Athena でクエリできるデータソースの数が拡大され、アナリスト、データエンジニア、データサイエンティスト、デベロッパーがオンプレミスまたはクラウドで稼働するデータベースに保存されているデータからビジネス価値を引き出すのに役立ちます。

Athenaを使用して、SAP HANA (Express Edition)、Teradata、Cloudera、Hortonworks、Snowflake、Microsoft SQL Server、Oracle、Azure Data Lake Storage (ADLS) Gen2、Azure Synapse、および Google BigQuery からのインサイトをクエリおよび表示できるようになりました。サポートされているデータソースの完全なリストについては、Athena データソースコネクタの使用をご覧ください。

Athena を使用すると、SQL の知識を使用して、幅広い分析のユースケースをサポートできます。複数のレコードシステムに保存されたデータに対してインタラクティブなクエリを実行したり、セルフサービスのビジネスインテリジェンスを有効にする統一データセットを作成したり、機械学習のモデルトレーニングで使用する入力機能を準備したり、オンプレミスデータ上に分析ソリューションを構築したりすることが可能です。 

本日のリリースでは、クエリ可能なデータソースの数を大幅に拡張し、Athena がサポートされているすべての商用およびGovCloud AWS リージョンで利用できます。このリリースに合わせて、Athenaコンソールを強化し、利用可能なソースの閲覧やデータへの接続をより少ないステップで簡単に行えるようにしました。コンソール上で利用可能なコネクタを検索、ソート、フィルターし、ガイド付きのステップに従ってデータに接続することができるようになりました。本日のリリースの詳細については、Query 10 New Data Sources with Amazon Athena および Using Amazon Athena Federated Query をご覧ください。

Athena のデータソースコネクタの使用には新たな料金は発生しませんが、スキャンされたデータ、Lambda の使用、およびその他のサービスにはスタンダード料金が適用されます。Athena の料金の詳細については 、料金ページをご覧ください。