投稿日: May 25, 2022

本日は、AWS Config での使用状況のモニタリングのための Amazon CloudWatch メトリクスの提供開始を発表します。AWS Config は、サポートされているリソースに加えられた変更を追跡し、設定アイテム (CI) として記録し、その後 Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) のバケットに配信されます。Amazon CloudWatch のメトリクスは、システムの使用状況に関するデータを提供するモニタリングサービスで、AWS リソースのメトリクスに関する検索、グラフ化、アラームの構築などの機能が含まれます。本リリースでは、Amazon CloudWatch メトリクスを使用して、設定の検証や AWS Config の使用状況の把握ができるようになりました。

クラウド環境のインサイトを得るために、AWS Config は、リソースタイプ別に記録された CI 数、Amazon S3 バケットへの設定履歴のエクスポート失敗数、AWS Config の記録が AWS Identity Access and Management (IAM) から許可エラーを受け取った回数など、リソースに関するいくつかの使用状況メトリクスを取得できるようになりました。これらのメトリックを使用すると、アカウントで最も多くの変更を生成したリソースタイプを特定し、設定記録が正しくセットアップされていることを確認できます。これらのメトリクスを視覚化するために、Amazon CloudWatch ダッシュボードは、AWS Config コンソールでデフォルトで利用できるようになりました。また、Amazon CloudWatch アラームをセットアップすることができる Amazon CloudWatch メトリクスコンソールでも表示することができます。

開始するには、AWS Config コンソールで Dashboard ページに移動し、追加コストなしでこれらのメトリクスを表示することができます。また、AWS CLI と SDK を通じてこれらのメトリクスにアクセスすることができます。Amazon CloudWatch メトリクスの AWS Config サポートは、Sinnet 運営の Amazon Web Services 中国 (北京) リージョンと NWCD 運営の Amazon Web Services 中国 (寧夏) リージョンを除く、すべての商用 AWS リージョンでお客様にご利用していただけます。

この機能についての詳細と、利用可能なメトリクスの完全なリストを参照するには、私たちのドキュメントをご覧ください。AWS Config の詳細については、製品ページを参照してください。