投稿日: Jun 29, 2022

本日から、カスタムイメージ内の独自の開発環境を RStudio on Amazon SageMaker に持ち込めるようになりました。RStudio on SageMaker は業界初となるクラウド展開のフルマネージド RStudio Workbench です。慣れ親しんだ RStudio の統合開発環境 (IDE) を迅速に立ち上げ、作業を中断することなく、基盤となるコンピューティングリソースを伸縮させることができます。さらには、Amazon SageMaker Studio ノートブックで Python を使用してプログラミングに切り替えることもできます。コード、データセット、リポジトリ、その他のアーティファクトを含むすべての作業は、2 つの環境間で同期されます。すぐにご利用を開始いただけるよう、追加料金なしで、現在の RStudio ライセンスを Amazon SageMaker でそのまま使用できます。

RStudio on SageMaker には、R プログラミングとデータサイエンスツール (SageMaker SDK、AWS CLI、AWS SDK、Python ベースのインターフェイスと統合するための Reticulate パッケージなど) を用いて事前設定済みの組み込みイメージがすでに付属しています。本日から、パッケージとツールを選択した独自のカスタムイメージを登録し、それを RStudio on SageMaker ドメインを共有している全ユーザーで利用できるようになります。独自のカスタムイメージを用意することには、いくつかの利点があります。スターターベースイメージを用意する、データストアへの接続に必要なドライバーを事前に設定する、またはビジネスドメイン専用のデータサイエンスソフトウェアを事前にインストールすることにより、データサイエンティストとデベロッパーの開始時のエクスペリエンスを標準化および簡素化できます。

この機能は、RStudio on Amazon SageMaker が提供されているすべての AWS リージョンでご利用になれます。独自のイメージを RStudio on SageMaker に持ち込む方法については、デベロッパーガイドを参照してください。