投稿日: Jun 15, 2022

Amazon Lookout for Metrics の使用時に、アラートのフィルター機能と既存アラートの編集機能を追加できるようになったことをお知らせします。このリリースにより、アラート設定にフィルター機能を追加して、自分にとって最も重要な異常の通知のみを受信できるようになります。また、異常の変化による通知のニーズに応じて既存アラートを簡単に修正できます。

Amazon Lookout for Metrics は機械学習 (ML) を使用して、ビジネスに最も影響のあるメトリクスを自動的にモニタリングするサービスです。異常検出に使用されていた従来の手法よりも非常に高速かつ正確に実行できます。また、このサービスを使用すると、予想外の収益減少、ショッピングカートの高い放棄率、支払取引の不履行の急増、新規ユーザー登録の増加などの異常の根本原因を簡単に特定できます。

アラートは、データセットの異常時に通知を設定できるオプション機能です。この通知は Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) と AWS Lambda 関数を使って送信されます。これまでは、アラートを設定すると、選択した重要度スコアを超えるすべての異常検出が通知されました。今回、アラートシステムにフィルターと編集の機能が実装されたため、組織内の各ビジネスユニットが受信するアラートのタイプをそれぞれ指定できます。これにより、自分たちのビジネスに最も関連のある異常をすばやく確認できます。

この機能の詳細については、こちらのブログをお読みいただくか、ドキュメントページをご覧ください。この機能は、Amazon Lookout for Metrics が一般提供されているすべてのリージョンで利用可能です。利用できるリージョンの詳細については、「AWS リージョン別のサービス」を参照してください。