投稿日: Jul 28, 2022

AWS Backup for Amazon S3 を使用して、Amazon S3 バックアップを AWS リージョンと AWS アカウント全体でコピーできるようになりました。Amazon S3 のバックアップを複数の AWS リージョンに配置することで、バックアップデータの分離可能で保護されたコピーを維持して、データ保護とディザスタリカバリに関するコンプライアンス要件を満たすことができます。さらに、AWS アカウント全体のバックアップにより、不注意または不正なアクションに対する追加の保護レイヤーが提供されます。

AWS Backup は費用対効果に優れたポリシーベースのフルマネージドソリューションであり、15 の AWS サービス (コンピューティング、ストレージ、データベースにわたる) とサードパーティアプリケーション全体で、データ保護を一元化および自動化できます。AWS Backup を AWS Organizations と一緒に使用することで、ポリシーを一元的にデプロイして、データ保護アクティビティを設定、管理、制御できます。AWS Backup コンソール、API、CLI を使用して、バックアッププランのスケジュールの一部として、またはオンデマンドで、AWS リージョンとアカウント全体で Amazon S3 バックアップのコピーを作成できるようになりました。AWS Organizations 管理アカウントを使用すると、AWS Organizations でアカウントをセカンダリバックアップアカウントとして指定して、バックアップが信頼できるアカウントにのみコピーされるようにできます。

Amazon S3 バックアップを AWS リージョンとアカウント全体でコピーする機能は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。利用可能なリージョンと料金については、AWS Backup の料金ページを参照してください。AWS Backup for Amazon S3 の詳細については、製品ページ技術ドキュメントを参照してください。使用を開始するには、AWS Backup コンソールにアクセスしてください。