投稿日: Aug 17, 2022

SQL を使用したデータ調査と分析のための無料のウェブベースツールである Amazon Redshift Query Editor v2 は、使いやすさとセキュリティ機能が強化されました。Amazon Redshift Query Editor v2 を使用すると、管理者とエンドユーザーが ID プロバイダー (IdP) を使用して Amazon Redshift クラスターに接続するプロセスを簡素化できます。管理者は、ID プロバイダー (IdP) を Amazon AWS コンソールと統合して、フェデレーションユーザーとして Query Editor v2 にアクセスできるようになりました。データベースユーザーと (オプションで) データベースグループを渡すように ID プロバイダー (IdP) を構成するには、特定のプリンシパルタグを SAML 属性として追加する必要があります。

Amazon Redshift Query Editor v2 は、複数のクエリの同時実行に対応しています。テーブルへの大きなファイルのコピー、処理に時間のかかるクエリの実行など、特定のタスクの実行中に、並列クエリを実行できるようになりました。

上記の機能強化に加えて、管理者は、Query Editor のグローバル設定、たとえばページあたりの表示行の制限やユーザーあたりの最大データベース接続数などを変更したり、アカウント内のユーザー別に結果セットのエクスポート機能を有効化/無効化したり、リミットスイッチによりエディターに表示されるサイズを制限したりできるようになりました。Amazon Redshift Query Editor v2 のこのリリースでは、管理者がアカウント設定を使用して現在の KMS キー ARN を確認する作業が簡素化されています。

このような Query Editor v2 の強化機能は、すべての AWS 商用リージョンで利用できます。詳細については、ドキュメントを参照してください。