投稿日: Aug 30, 2022

Amazon AppFlow は、AWS のサービスと Software as a Service (SaaS) アプリケーションの間のデータ転送を、わずか数クリックで安全に実行するフルマネージドの統合サービスです。このたび、Salesforce が 2022 年夏にリリースした最新 API、Salesforce API バージョン 55.0 のサポートを開始しました。

バージョン 55.0 で提供されている強化された機能をご利用いただけるようになりました。一例として、最近追加された Salesforce オブジェクトおよびオブジェクトフィールドの読み取りと書き込みを、AppFlow バッチタイプと変更データキャプチャ (CDC) イベントタイプフローの両方で行うことができます。API バージョン 55.0 は、既存フローとの後方互換性を維持したまま新規に作成されたすべてのフローの、デフォルト API となります。

さらに、Amazon AppFlow では、AWS PrivateLink から Salesforce への接続を、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト) の 7 つの AWS リージョンで新たにサポートします。Amazon AppFlow はこれまで、AWS PrivateLink から米国東部 (バージニア北部) および米国西部 (オレゴン) への接続をサポートしていましたが、今回、Salesforce が最近導入した新しい Private Connect リージョンへサポートが拡張されました。これにより、世界中のさらに多くの Amazon AppFlow ユーザーに、AWS PrivateLink が提供するより高度なデータセキュリティをご利用いただけるようになりました。