投稿日: Sep 14, 2022

Amazon Lex は、音声やテキストを使用して、任意のアプリケーションに対話型インターフェイスを構築できるサービスです。Amazon Lex を使用すれば、会話型ボット (chatbot)、仮想エージェント、対話型音声応答 (IVR) システムをすばやく簡単に構築できます。今回は、コードなしの環境で会話フローを可視化して構築するためのドラッグアンドドロップインターフェイスである Visual Conversation Builder をご紹介します。Visual Conversation Builder を使用すると、ボットの設計が大幅に簡素化されます。Visual Conversation Builder では、以前から提供されているメニューベースのエディタや Lex API に加え、会話フロー全体を 1 か所で完全に把握できる機能が追加されました。これにより、あらゆるユーザーが魅力的な会話体験をスピーディーに構築できるようになります。

Visual Conversation Builder を使用すると、動的パスを使用して複雑な会話を構築および管理できます。Lex ボットに条件を直接追加することで、ユーザーによる入力やビジネス知識に基づいて、コードなしの環境で会話の進行を動的に管理することができます。Visual Conversation Builder を使用すると、設計チームと開発チームのメンバー間の効率的なコラボレーションが可能になり、ダイアグラム作成ツールを別途用意する必要がなくなり、本番環境に対応したボットの構築に要する時間が短縮されます。

Visual Conversation Builder は、Amazon Lex V2 が動作するすべての AWS リージョンで無料で一般提供されています。詳細については、Visual Conversation Builder for Amazon Lex の発表に関するブログ記事をお読みいただくか、Amazon Lex のドキュメントをご覧ください。