投稿日: Sep 29, 2022

AWS Cloud Control APIAWS PrivateLink をサポートするようになり、ユーザーは仮想プライベートネットワークのプライベートな Virtual Private Cloud (VPC) エンドポイントから AWS Cloud Control API を利用できるようになりました。Amazon VPC のプライベートな IP アドレス経由で Cloud Control API の共通のアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) を使用して、一貫した方法でクラウドインフラストラクチャを管理し、最新の AWS の機能をより速く利用できるようになりました。AWS Cloud Control API を使用するのに、パブリック IP、ファイアウォールルール、インターネットゲートウェイを使う必要はありません。

AWS PrivateLink があれば、サポートされている AWS クラウドにアクセスするのに、VPC エンドポイントをプロビジョニングして使用できます。AWS PrivateLink はトラフィックをパブリックインターネットに公開することなく、VPC、AWS のサービス、およびオンプレミスネットワーク間のプライベート接続を提供します。規則のある業界のユーザーがインターネットに接続せずに VPC をプライベートに保つことを望んでいるといった場合、Cloud Control API を使用して、AWS とサードパーティーのサービスリソースの読み取り、更新、削除、リストアップ (CRUDL) を一貫した API で行えるようになりました。数百の AWS リソースと、監視、データベース、セキュリティなどの管理リソースにまたがる CloudFormation Registry で利用可能な 10 を超えるサードーパーティーソリューションを管理するための統一された方法を利用できます。さらに、Cloud Control API は最新の AWS リソースが CloudFormation Registry で利用可能になるとすぐに最新の状態になるため、プライベート VPC エンドポイントから最新の AWS イノベーションを導入できます。

AWS Cloud Control API による AWS PrivateLink のサポートは、以下のとおり、Cloud Control API を利用できるすべての AWS リージョンで利用可能です。米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ストックホルム、パリ、ミラノ)、アジアパシフィック (ジャカルタ、香港、ムンバイ、大阪、シンガポール、シドニー、ソウル、東京)、南米 (サンパウロ)、中東 (バーレーン)、アフリカ (ケープタウン)、AWS GovCloud (米国) 

ネイティブ AWS リソースタイプで AWS Cloud Control API を使用するのに、追加料金は発生しません。基礎となる AWS リソースのみに対してお支払いいただきます。AWS Cloud Control API をサードパーティーのリソースタイプで使用する場合、1 か月あたりに実行するハンドラー操作の数およびハンドラーオペレーション期間に基づいて料金が発生します (詳細については、料金ページをご覧ください)。AWS PrivateLink の料金の詳細については、料金ページをご覧ください。

AWS CLI または AWS SDK を使用して、AWS Cloud Control API の AWS PrivateLink VPC インターフェイスエンドポイントの作成を開始できます。詳細については、Cloud Control API のユーザーガイドをご覧ください。