投稿日: Sep 29, 2022

AWS Compute Optimizer は、新たに 37 の EC2 インスタンスタイプのコストとパフォーマンスの最適化に関する推奨事項の提供を開始しました。今回対応したインスタンスタイプには、ベアメタルインスタンス (m6g.metal) やコンピューティング最適化インスタンス (c7g.2xlarge、hpc6a.48xlarge) などがあります。さらに、AWS Compute Optimizer は「Available Mbytes」「Available Kbytes」「Available Bytes」メトリクスを分析して、EC2 Windows インスタンス向けのより高精度な EC2 インスタンスの推奨事項を提供できるようになりました。

今回の更新により、合計 425 の EC2 インスタンスタイプをサポートすることになります。以前に分析していたのは、EC2 Windows インスタンスのメモリメトリクスである「Memory % Committed Bytes in Use」のみでした。しかし AWS Compute Optimizer はこのたび、ページファイルの影響を除くことで物理メモリ使用率をより高精度に測定できる「Available Mbytes」「Available Kbytes」「Available Bytes」を、優先メモリメトリクスとして使用するようになりました。「Available Mbytes」「Available Kbytes」「Available Bytes」メトリクスが利用できない場合は、フォールバックして「Memory % Committed Bytes in Use」メトリクスをメモリメトリクスとして使用します。

Amazon CloudWatch エージェントの設定で、「Available Mbytes」「Available Kbytes」「Available Bytes」を AWS Compute Optimizer にレポートするように指定可能です。今回の新機能の詳細については、AWS Compute Optimizer の製品ページおよびユーザーガイドをご覧ください。AWS リソースでの最適なパフォーマンスと節約を実現するための推奨事項をご用意しています。AWS Compute Optimizer コンソールから今すぐ利用可能です。