投稿日: Oct 13, 2022

Amazon EC2 Auto Scaling では、アジアパシフィック (ジャカルタ) リージョンでの予測スケーリングのサポートが開始されました。予測スケーリングでは、将来の需要に備え、Auto Scaling グループを積極的にスケールアウトすることができます。この機能により、容量を過剰にプロビジョニングする必要がなくなり、アプリケーションの応答性を確保しながら EC2 のコストを削減できます。サポートされているすべての AWS パブリックリージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンのリストを表示するには、こちらをクリックしてください。

予測スケーリングは、朝の始業時のスパイクの急増など、スリープ需要の変化のパターンが繰り返し発生するようなアプリケーションに適切です。予測スケーリングでは、過去のパターンが学習され、予測される需要に先立ちインスタンスが開始するので、インスタンスのウォームアップ時間を取ることができます。ターゲット追跡や簡易スケーリングなどの既存の Auto Scaling ポリシーが強化されるので、リアルタイムのメトリクスと履歴パターンの両方に基づいてアプリケーションがスケールします。Auto Scaling グループでの予測スケーリングの機能は、「予測のみ」モードを使用してプレビューできます。

予測スケーリングはスケーリングポリシータイプとして、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、EC2 Auto Scaling マネジメントコンソール、AWS CloudFormation、AWS SDK で利用できます。詳細については、EC2 Auto Scaling ドキュメントの予測スケーリングのページを参照してください。