投稿日: Oct 26, 2022

Amazon SageMaker 内で作成されたユーザープロファイルにタグを割り当てるサポートが開始されました。これにより、Amazon SageMaker Canvas 利用コストをユーザー、部門、業務、コストセンターごとに追跡できます。

SageMaker Canvas はポイントアンドクリック式のビジュアルインターフェイスで、ビジネスアナリストは機械学習を使用した経験がなくても、あるいはコードを一行も書かなくても、正確な ML 予測を自分で生成できます。SageMaker Canvas を使用すれば、簡単にさまざまなソースからデータにアクセスしてそれらを組み合わせたり、データを自動的にクリーニングしたり、数クリックで正確な予測を生成する ML モデルを構築したりできるようになります。

SageMaker Canvas などのアプリケーションにアクセスするために、Amazon SageMaker ドメイン内にユーザープロファイルが作成されます。タグは AWS リソースの整理に役立つキーと値のペアとして定義されるラベルです。ユーザープロファイルに割り当てられたタグが SageMaker Canvas にアクセスしたユーザーに自動的に伝搬され、適用されるようになりました。AWS Cost Explorer および AWS Cost and Usage Reports (AWS CUR) で、これらのユーザーが発生させた SageMaker Canvas のモデル構築とセッション利用コストを分類できます。これにより、コストを追跡し、適切なユーザーの部門に請求できます。

この新機能は現在、SageMaker Canvas がサポートされているすべての AWS リージョンで利用可能です。詳細と開始方法については、ドキュメントおよび製品ページをご覧ください。