投稿日: Oct 19, 2022

AWS Step Functions は、Express ワークフローの実行を表示およびデバッグするための新しいコンソール機能の提供を開始しました。これにより、実行のトレースや実行に潜む根本原因の特定が容易になります。

AWS Step Functions は、デベロッパーが分散アプリケーションの構築、IT およびビジネスプロセスの自動化、AWS のサービスを利用したデータと機械学習のパイプラインの構築に使用するローコードのビジュアルワークフローサービスです。Express ワークフローは、IoT データインジェスト、ストリーミングデータの処理と変換、大量のマイクロサービスのオーケストレーションなど、イベント処理が大量に必要なワークロードに適しています。

Step Functions を使用すると、AWS コンソールで Express ワークフローの実行の詳細を簡単に確認できます。これにより、問題を特定し、失敗の背景事情を深く掘り下げ、わかりやすい方法で情報を視覚的に得ることができます。操作可能なワークフローグラフ、状態の遷移表、イベントテーブルを含む、ワークフローの実行に関する 3 つの異なるビューから選択できます。状態名やエラータイプなどの独自の属性を使用して、実行と実行内のイベントを検索およびフィルタリングできます。ワークフローの実行失敗の理由が強調表示されるため、エラーの根本原因を特定しやすくなりました。

Express ワークフローの実行に関する新しい機能は、AWS Step Functions が利用可能なすべてのリージョンで利用できるようになりました。リージョンと提供サービスの詳細なリストについては、AWS リージョンを参照してください。

実行の詳細ページについて詳しくは、デベロッパーガイドを読むか、Express ワークフローに関するドキュメントを参照してください。AWS コンソールで既存のワークフローの実行履歴を表示するときに、この新しい機能を有効にできます。