投稿日: Oct 18, 2022

Amazon RDS for PostgreSQL 15 Release Candidate 2 (RC2) が Amazon RDS データベースプレビュー環境で利用可能になり、Amazon RDS for PostgreSQL でリリース候補の PostgreSQL 15 をテストしていただけるようになりました。PostgreSQL 15 RC2 をデプロイして、データベースのインストール、プロビジョニング、および管理に煩わされることなく、Amazon RDS データベースプレビュー環境での開発およびテストができるようになります。 

PostgreSQL コミュニティは、2022年 10 月 6 日に PostgreSQL 15 RC2 をリリースしました。PostgreSQL 15 RC2 の新機能には、条件付き SQL クエリへの SQL 標準「MERGE」コマンド、インメモリとディスクベースの両方のソートパフォーマンス向上、2 相コミットのサポート、ロジカルレプリケーションの行/列フィルタリングへのサポートが含まれています。PostgreSQL 15 RC2 のリリースには、pg_basebackup を使用した Gzip、LZ4、Zstandard (zstd) でのサーバー側の圧縮へのサポートも追加されています。リリースの詳細については、PostgreSQL コミュニティの発表を参照してください。

Amazon RDS データベースプレビュー環境は、最新世代のインスタンスクラスでのシングル AZ 配置と マルチ AZ 配置の両方をサポートし、KMS キーを使用して保管時の暗号化を実行できます。Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスは、最大 60 日間保持された後、この保持期間後に自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。お客様は、標準の PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用し、プレビュー環境から各自のデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。

Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの料金は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成された本番 RDS インスタンスと同じです。AWS re:Post を利用して、お客様と Amazon RDS チームが PostgreSQL 15 の候補版と Amazon RDS データベースプレビュー環境の両方に関する情報と懸念を共有できます。