投稿日: Nov 9, 2022
本日より、属性ベースのインスタンスタイプの選択を使用して、ワークロードのネットワーク帯域幅要件に基づいた EC2 インスタンスをリクエストできるようになりました。
Amazon EC2 Auto Scaling、EC2 フリート、スポットフリート用の機能である属性ベースのインスタンスタイプの選択により、EC2 インスタンスタイプを調査および選択しなくても、インスタンスタイプの柔軟なフリートを簡単に作成および管理できます。属性ベースのインスタンスタイプの選択により、vCPU やメモリの数などのインスタンス要件を簡単に定義し、指定した要件に適合するインスタンスを EC2 Auto Scaling またはフリートに選択させることができます。他の利点として、EC2 が新しいインスタンスをリリースすると、それらも自動的に考慮されます。これまで、属性ベースのインスタンスタイプの選択では、ネットワーク帯域幅に基づくインスタンスの選択はサポートされていませんでした。今後は、インスタンスの選択基準の 1 つとして、希望するネットワーク帯域幅を指定できるようになりました。これは、動画ストリーミング、ネットワークアプライアンス (たとえば、ファイアウォール) などのネットワーク帯域幅に依存するワークロード、またはインスタンスとの間で大量のデータをタイムリーに転送する必要があるワークロードに役立ちます。
使用を開始するには、属性ベースのインスタンスタイプの選択で Auto Scaling グループまたはフリートを作成または変更し、ワークロードのネットワーク帯域幅要件と、必要な vCPU やメモリの数などのその他の属性を指定します。ネットワーク帯域幅の範囲を Gbps で指定するか、最小値と最大値の両方を同じ数値に設定して特定の値を指定できます。完了すると、EC2 Auto Scaling またはフリートは、選択した属性、購入オプション、割り当て戦略に基づいてインスタンスを選択して起動します。