投稿日: Nov 17, 2022

フルマネージド型のクラウドデータウェアハウスである Amazon Redshift が、CONNECT BY SQL コンストラクトのサポートを開始しました。これにより、クエリを作成してウェアハウス内で階層データを処理することができます。本日より、CONNECT BY コンストラクトを使用して、親子関係にある階層データをデータセット内で再帰的にクエリすることができます。

Amazon Redshift を使用されているお客様の中には、ウェアハウス内で組織図などの階層データを使用しているお客様もいます。2021 年 4 月に、このクエリタイプに対応するため Recursive Common Table Expression (CTE) のサポートを発表しました。今回 Amazon Redshift は CONNECT BY コンストラクトのサポートを開始し、Recursive CTE クエリの複雑さを軽減します。他のデータベースシステムから移行してきたお客様も、Amazon Redshift で同じ CONNECT BY コンストラクトをご利用いただけます。CONNECT BY を利用したクエリは、Recursive CTE と同等のパフォーマンスを発揮します。

本機能は、Amazon Redshift が提供されているほとんどの AWS リージョンでご利用いただけます。CONNECT BY 句の詳細については、Amazon Redshift データベースデベロッパーガイドをご参照ください。