投稿日: Nov 28, 2022

Amazon Elastic File System (Amazon EFS) のレイテンシーがさらに低減されました。これにより、AWS のシンプルかつスケーラブルなストレージをより広範なユースケースで利用できるようになります。

Amazon EFS でアクセス頻度が高いデータとメタデータを扱う際の読み取り操作のレイテンシーは、最大 60% 低減されました。また、64 KB 未満の小さなファイルとメタデータに対する書き込み操作のレイテンシーも、最大 40% 低減されました。これらの改善により、一般的なワークロードの場合、ファイル操作の大半に効果をもたらします。こうしたレイテンシーの低減により、一例として、米国東部 (バージニア北部) リージョンでは、読み取りレイテンシーがアクセス頻度が高いデータで 0.25 ミリ秒、書き込みレイテンシーが EFS-One Zone で 1.6 ミリ秒 (および EFS スタンダードで 2.7 ミリ秒) まで短縮されました。今回のアップデートによって恩恵を受ける可能性がある分野は、コンテンツ管理システム、分析、CI/CD ツールなどです。

米国東部 (バージニア北部) リージョンでは、汎用パフォーマンスモードを使用するすべての新しい EFS ファイルシステム、および既存の EFS 汎用ファイルシステムの新しいマウントターゲットで、自動的に低レイテンシーになります。これらの機能強化は、今後数週間で残りの AWS 商用リージョンでも利用できるようになります。Amazon EFS の使用を開始するには、製品ページをご覧ください。

2022/12/16 - この投稿は、レイテンシーの改善が既存のファイルシステムの新しいマウントターゲットにも適用されることを明確にするために更新されました。レイテンシーの改善は Amazon EFS が利用可能なすべての商用 AWS リージョンで適用されるようになりました