投稿日: Dec 15, 2022

Amazon Timestream では、AWS Backup との連携によるフルマネージド型データ保護機能の提供を発表しました。不変バックアップによる時系列データの保護、バックアップライフサイクル管理の自動化、AWS リージョンやアカウント間でのバックアップのコピー、データの復元が簡単に行えるようになりました。  

Amazon Timestream は、アプリケーションモニタリング、エッジ、IoT のワークロード向けの高速かつスケーラブルで安全な目的別の時系列データベースであり、1 日あたり数兆件の時系列イベントを処理するように拡張できます。マルチメジャーレコードスケジュールされたクエリなどの機能が搭載された Amazon Timestream を利用することで、時系列データを分析してコスト効率よくビジネスインサイトが得られます。一元化されたポリシー主導のフルマネージド型データ保護ソリューションを使用して、AWS Backup によってサポートされる Timestream やその他の AWS サービスにまたがるアプリケーションデータの不変バックアップを作成することで、Timestream リソースを保護できるようになりました。 

利用を開始するには、Timestream コンソールまたは AWS Backup コンソールで、API または CLI 経由で AWS Backup によって Timestream のバックアップが管理されるようにオプトインする必要があります (これは 1 回限りのイベントです)。オプトインすると、オンデマンドバックアップを使用して Timestream データの 1 回限りのバックアップを作成したり、バックアップポリシーを使用してバックアップのスケジュールを設定してデータの定期的なバックアップを作成したりできます。バックアップを自動的に保持する、期限切れにする、コールドストレージに移行する保持ポリシーを設定することで、バックアップストレージのコストを最小限に抑えることができます。また、バックアップを他の AWS リージョンやアカウントにコピーしてディザスタリカバリシナリオに備えることができます。数回のクリックでテーブル全体をデータベースに復元できるため、データの復旧も簡単になります。 

Amazon Timestream は HIPAA 準拠で、ISO 認定を受けており、FedRAMP (Moderate) および PCI DSS に準拠しています。また、AWS の SOC レポート SOC 1、SOC 2、SOC 3 の対象です。Timestream の使用を開始するには、製品ページにアクセスしてください。データ保護機能の詳細については、ドキュメントを、提供リージョンと価格については、AWS Backup の料金をご覧ください。