投稿日: Dec 1, 2022

このたび AWS は、AWS 上でより迅速にソフトウェアの構築と配信を行える、統合型のソフトウェア開発サービスである Amazon CodeCatalyst のプレビューをリリースしました。CodeCatalyst は、AWS 上でアプリケーションの計画、コーディング、構築、テスト、デプロイを行うのに必要なツールがまとまった統合型のプロジェクト体験を、ソフトウェア開発チームに提供します。ソフトウェアチームは、効率的なコラボレーション、ツール/開発環境/デプロイ環境のセットアップ、継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) 自動化に、膨大な時間とリソースを費やしています。こうしたアクティビティによってチームの能力が損なわれると、新しい機能やソフトウェアの更新をお客様へすばやく届けられないことがあります。CodeCatalyst を使用すると、チームはこれらの複雑なアクティビティの多くを自動化できるので、アプリケーションの強化と AWS へのデプロイに直ちに集中できます。

CodeCatalyst を利用すれば、プロジェクトのブループリントのコレクションを参照できます。コレクションの中から 1 つを選択し、技術、アーキテクチャ、インフラストラクチャ、サービスを適切に組み合わせて使用することで、プロジェクトを迅速にセットアップできます。プロジェクトのブループリントは自動的に、問題トラッカーやソースリポジトリなどのプロジェクトツールをプロビジョニングおよび設定し、マネージドビルドインフラストラクチャで実行する CI/CD ワークフローをセットアップします。また、プロジェクトで使用する AWS サービスのアーキテクチャおよび設定の定義も行います。さらに、統合型体験を維持しながら、組み込みソースリポジトリおよび問題トラッカーを GitHub や Jira Software と置き換えることも可能です。チームは、共有のデプロイ環境と個々のクラウドベースの開発環境を、一貫性を持たせて自動的に作成および設定できます。チームメンバーは、同じツール、リソース、環境、プロジェクトの状態にすぐにアクセスできるので、より効率よくコラボレーションできます。

Amazon CodeCatalyst は、米国西部 (オレゴン) AWS リージョンでプレビューの提供が開始されており、あらゆる AWS アカウントや AWS リージョンへのデプロイを自動化できます。