投稿日: Dec 22, 2022

AWS License Manager は、AWS で実行される商用 Linux サブスクリプションのクロスリージョン、クロスアカウントトラッキングのサポートを発表します。これには、EC2 サブスクリプションに含まれる AMI の一部として AWS Marketplace で購入した Linux サブスクリプション、または Red Hat Cloud Access プログラムを通じて AWS に持ち込まれた Linux サブスクリプションが含まれます。AWS License Manager コンソールの [Linux subscriptions] タブで、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、および Ubuntu Pro ディストリビューションのインスタンス数によるサブスクリプションの使用状況を追跡できます。 

データが検出されて集約されると、商用 Linux サブスクリプションを使用しているすべてのインスタンスを把握できるようになります。特定のサブスクリプションタイプについて、過去の使用パターンを確認したり、主要なしきい値に達したときにアラームを設定したりするために、データを AWS License Manager コンソールで Amazon CloudWatch ダッシュボードとして表示することができ、また AWS License Manager コンソール内から Amazon CloudWatch アラームを設定してモニタリングすることもできます。データ分析では、サブスクリプションタイプ、AMI ID、インスタンス ID、アカウント ID、リージョン、使用オペレーション、製品コードなどのインスタンス属性を使用して、商用 Linux サブスクリプションのタイプ別 (またはすべてのサブスクリプションタイプ) の EC2 インスタンスの一覧を表示およびエクスポートできます。   

この機能は、AWS GovCloud (米国) リージョンを除く、AWS License Manager が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。

利用を開始するには、AWS License Manager コンソールにアクセスして、左側のナビゲーションで [Linux subscriptions] タブを選択します。初めてご利用になる場合は、AWS License Manager の設定に移動して Linux サブスクリプションデータを収集するリージョンを選択したり、AWS Organizations とのリンクを設定してクロスアカウントビューを表示したりできます。詳細については、AWS License Manager ユーザーガイドの Linux subscriptions セクションをご覧ください。