投稿日: Jan 18, 2023

Amazon EMR ServerlessAmazon EMR のサーバーレスオプションです。データエンジニアやデータサイエンティストが、クラスターやサーバーを構成、管理、スケーリングすることなく、オープンソースのビッグデータ分析フレームワークを簡単に実行できるようにします。本日、1 アカウントあたりの最大同時 vCPU 数という新しいサービスクォータを導入します。この vCPU ベースのクォータにより、アプリケーションがリージョン内でスケールアップできる vCPU の合計最大数を設定できます。

この機能により、Amazon EMR Serverless ではコスト管理に役立つ 2 つのコントロールを利用できます。この vCPU ベースのクォータを AWS Service Quotas のマネジメントコンソールで表示して増やすことで、アカウント内のすべてのアプリケーションで同時にアクティブにする vCPU の最大数を設定できます。また、アプリケーションプロパティの最大容量を vCPU、メモリ (GB)、ディスク (GB) の単位で設定して、個々のアプリケーションがどの程度までスケールアップできるかを定義することもできます。なお、アプリケーションレベルでの最大容量の設定に使用していたアプリケーションレベルのクォータ (最大アクティブワーカー) の使用は推奨しません。これは、アプリケーションプロパティの最大容量でも同じことができるためです。例えば、アプリケーションが 5 つあり、各アプリケーションで 1000 vCPU までスケールアップできる場合は、各アプリケーションの最大容量プロパティを 1000 vCPU に設定し、アカウントレベルの vCPU ベースのクォータを 5 x 1000 = 5000 vCPU に設定するようにリクエストします。

この新しいクォータは、EMR Serverless が利用可能なすべてのリージョンで利用できます。この vCPU ベースのクォータについては、こちらのドキュメントまたはよくある質問をご覧ください。