投稿日: Jan 23, 2023

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for PostgreSQL は、2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ 配置へのインバウンドレプリケーションに対応しました。これにより、Amazon RDS シングル AZ データベース (DB) インスタンス、および 1 つのスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ DB インスタンスからレプリケーションを行えます。このインバウンドレプリケーションを使用すると、既存の Amazon RDS PostgreSQL デプロイを、2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ 配置に移行できます。このマルチ AZ 配置は、3 つのアベイラビリティーゾーンに 1 つのライターインスタンスと、2 つの読み取り可能なスタンバイインスタンスを備えています。既存の RDS PostgreSQL データベースインスタンスのリードレプリカとして、2 つの読み取り可能なスタンバイを備えたマルチ AZ 配置を作成すると、通常は数分以内にそのリードレプリカを新しいプライマリに昇格できます。 

Amazon RDS マルチ AZ 配置は可用性と耐久性を強化し、本番データベースのワークロードに自然に適合します。2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ 配置は、1 つのスタンバイインスタンスを備えたマルチ AZ 配置と比較して、最大 2 倍高速なトランザクションコミットレイテンシーを実現します。この設定では、通常、自動フェイルオーバーに 35 秒かかりません。さらに、2 つの読み取り可能なスタンバイは、追加のリードレプリカをアタッチしなくても、読み取りトラフィックを処理できます。 

2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ のリージョン別の提供状況と、サポートされているエンジンバージョンの完全なリストについては、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。

Amazon RDS マルチ AZ 配置の詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドおよび AWS ニュースブログをご覧ください。2 つの読み取り可能なスタンバイインスタンスを備えたフルマネージド Amazon RDS マルチ AZ データベースの作成/更新は、Amazon RDS マネジメントコンソールから行えます。