投稿日: Jan 30, 2023

AWS Outposts ラックのローカルゲートウェイが Amazon Virtual Private Cloud (VPC) プレフィックスリストに対応しました。これにより、オンプレミスのネットワークに接続するためのルーティングポリシーを容易に管理できます。

AWS Outposts ファミリーの AWS Outposts ラックは、真に一貫したハイブリッドエクスペリエンスを実現するフルマネージドサービスです。AWS と同じインフラストラクチャ、AWS サービス、API、ツールをほぼすべてのオンプレミスデータセンターやコロケーションスペースに提供します。各 Outpost が提供するローカルゲートウェイを使用することで、Outpost リソースをオンプレミスのネットワークと接続できます。プレフィックスリストを使用すると、1 つ以上の CIDR ブロックを単一のオブジェクトにグループ化できます。プレフィックスリストで頻繁に使用する CIDR をグループ化して、このリストをローカルゲートウェイルートテーブルでルートターゲットとして参照することが可能です。これまでは、ネットワークを拡張して新しい CIDR ブロックを追加する際、ルートを個別に追加する必要がありました。しかし、この作業には時間がかかり、エラーが発生しがちでした。今後は、CIDR ブロックを追加または削除して関連するプレフィックスリストを更新すると、プレフィックスリストを参照するローカルゲートウェイルートテーブル内の全ルートが自動で更新されます。ネットワークを拡張する際、プレフィックスリストを利用することで、Outpost のローカルゲートウェイの管理が容易になります。

Outposts ラックのローカルゲートウェイ用 VPC プレフィックスリストは、AWS Outposts ラックが提供されているすべての AWS リージョンで利用可能です。同機能は、Amazon VPC コンソールまたは Outpost ローカルゲートウェイ API から使用を開始できます。AWS Outposts ラックでのプレフィックスリストの使用に追加料金はかかりません。AWS Outposts ラックの使用を開始するには、AWS Outposts ラックの製品ページおよびサービスドキュメントをご確認ください。